茨城県北(けんぽく)地域では、11月に入ると、ほとんどの酒蔵さんでその年の酒造りが始まります。
今回は、初めての常陸太田市内の旅館発着のサケメグリです!
1件目は常陸太田市の井坂酒造店へGo!
Hirokoが企画する茨城県北地域の酒蔵をタクシーでめぐる旅「SAKE MEGURI / サケメグリ」では、ゲストの方が楽しめる場所は、どこなのか…?を、たくさんヒアリングする中で、見極めていきます。
今回は、
「井坂酒造店はマスト!」
「酒蔵だけではなくて秋ならではの県北地域の観光地もいきたい!」
「インスタ映えする場所にいきたい!」
とのオーダーがありました。
1泊2日で、宿泊する旅館まではレンタカーでいらっしゃるとのことで、今回宿泊される常陸太田市里美地区の「横川温泉 中野屋旅館」でタクシードライバーさんと世間話をしながら待機。
6名だったので、ジャンボタクシーでのご案内です!
11:00にレンタカーで到着し、中野屋旅館でチェックインと荷物を置いた後、SAKE MEGURI TAXI(サケメグリタクシー)に乗車し、出発!
井坂酒造店への10分間の道のりの間、Hirokoの自己紹介・1日お世話になる宇野ドライバーのご紹介と本日のスケジュールのご説明。
酒蔵見学の醍醐味や蔵の中で見て欲しいポイント、そして井坂酒造店の蔵元さんのキャラクターを事前にご紹介しながら走ること10分。
到着!
最初に蔵の中からご案内。
蔵説明は、井坂統幸専務のナビゲート!
酒蔵見学未経験の方が多かったので、「酒造りのプロセス」から簡単に説明。
プロセスに従い、洗米から蒸し、仕込み蔵へ。
タンクの中の日本酒の香りを嗅ぐ体験。
しぼり機に向かう途中に、今日のゲストで一番の日本酒好き女子が、重量測定器に興味を持ち、体験することに!
この重量測定器の使い方を知っている人と知らない人がいる中で、ジェネレーションギャップを感じてしまった!
(私はもちろん、知っているほうです( ; ; ))
品評会などで受賞することを目的とした酒造りのため、最新の機械を導入する考え方もありますが、こういった昔ながらの機械は、どことなく風情があり、日本酒の消費が盛んだった頃の昔の醸造風景を回帰させてくれます。
そしてサケメグリツアーの時だけの、特別な場所を訪れたあとは・・・
さっそくの試飲へ🍶
「女性の前だと手が震える〜((゚Д゚;))ガタガタ!!」という冗談を交えながら、井坂勝安社長、ゲストの皆さんに自ら徳利で熱燗を注いでくださいました。
早朝6時起きだった方もいらして、お腹も空いているだろうなと、私が試作中の「もろみ味噌酒粕クリームチーズ」のディップと、野菜のビーツのクラッカーを試食していただきました^^
空腹で、タクシー内で酔ってしまわぬよう…_:(´ω`」 ∠):_ _
とても美味しい!との評価。よかった〜♡
「日乃出鶴 純米酒」とベストペアリングになるはず♡
茨城県北地域では、常陸太田市と高萩市は有名なお味噌屋さんがあります。
国内のビーツの主要生産地は、茨城・北海道・熊本・長野となっていて、この県北地域でも生産者がおりますがあまり知られておりません。
ビーツはその味の特徴から調理が難しい野菜ですが、見た目はローズピンクが鮮やかなカブのような食べもの(アカザ科なのでカブではありません)。
社長夫人の晃子さん特製の酒粕ミルクプリンもいただきました♪
アルコールが苦手な方や車を運転する予定のある方、お子様にも大好評なのだそう★
話が盛り上がりすぎて、時間が押してしまったため、注文だけして翌日旅館から帰るときに立ち寄ることに=3=3=3
集合写真をパチリ。
2件目は久慈郡大子町の大子ブルワリーへGo!
ジャンボタクシーを走らせること北西方向へ約40分。
ドイツスタイルから始まったクラフトビール「やみぞ森林(もり)のビール」を醸造する、久慈郡大子町にある「大子ブルワリー」へ🍺
案内してくださったのは、ブルワーの佐藤玲央さん♪
訪れた当日は、紅葉の季節ということもあり、個室まで満席だったため、メニューを先に決めてからのビール醸造見学スタート!
ゲストの皆さんは、ブルワリー見学も初めてでしたので、大子ブルワリーでもビール醸造からじっくりお話をうかがうことに。
「ビールの原料になるものは何?」
「ホップってどんなもの?」
「どの程度の温度で発酵するのか」
「ビール醸造と糖分との関係とは」
などなど。
本場ドイツ式アンティークな銅製の醸造プラントの前で、ホップの香りの違いを楽しませていただきました。
その後は、サケメグリ企画のみ特別な場所へご案内いただき、特に女性2名が盛り上がる!
「部屋に飾りたい!」とおふたりとも叫んでいて。
さてそれはなんでしょう・・・(´ω`)?
Hioko企画のサケメグリツアーに参加したらその謎が解けるはず!?
秘密のお部屋にご招待…!
それから30分ほどして、ランチが完成!
お食事は、大子ブルワリーのオーナー・綿引さんが作っています♪
開業当時、ドイツからマイスターをお呼びしていたこともあり、お食事もドイツのメニューが多く並びます。
本格ドイツのプレッツェル。
ドイツ・ベルリン名物の、カリーヴルスト!
ハンバーグ。
ペペロンチーノにマルゲリータピザ。
サバの塩焼き。
大子町と言えば、奥久慈軍鶏(しゃも)のグリル。
みんなでワイワイとシェアしながら、いただきました。
ビール醸造所の中で、ビール醸造を眺めながらその場でできた生ビールをいただく。
昼間の暖かい日差しを浴びながらの生ビールは、最高に幸せ〜!!!
最後はお決まりの集合写真パチリ。
テレビや映画・プロモーションビデオ撮影で使用される廃校「大子町立上岡小学校」へGo!
大子町の大子ブルワリーから、常陸太田市里美地区の横川温泉・中野屋旅館までの間に、素敵な紅葉スポット、体験スポットが4カ所あります。
11月中旬のこの時期は、夕方16:30には周辺が薄暗くなってくるため、なるべく早く回らなきゃ=≡ヘ(*・ω・)ノと急ぐHiroko。
まずは、NHKの連続テレビ小説や、ミュージシャンのプロモーションビデオ等で使用されることの多い、廃校になった「大子町立上岡小学校(だいごちょうりつうわおかしょうがっこう/ Former Uwaoka Elementary School)」へ。
1879年4月20日に開校し、2001年3月31日に閉校。
第一棟の教室と廊下、第二棟の体育館は、国の登録有形文化財に登録されています。
校舎の玄関には、大子町の紹介パンフレットや、直近で開催されているイベントのフライヤーが置いてあるので、大子町で観光する場所に迷ったら、まずは旧上岡小学校へ行ってみると旬な情報をGetできて良いと思います!
幼少期時代にタイムスリップしたかのように、遊ぶ・・・!
音楽室!
音楽室の外廊下で、身長を測る少女がっっ(°Д°)!
ツアースタートの時よりも皆さんより一層打ち解けていたご様子で、
「外でジャンプして写真を撮りましょう!」といって、集合写真をパチリ。
Jump!! Jump!!
飛ぶ直前に、皆さん周囲の方々の飛ぶタイミングを伺っている顔が面白い🤣
そして、ブランコで遊び・・・
逆上がりにも挑戦!
逆上がりできない方を撮影して( *´艸`)クスッッと微笑んでしまった私ですが、おそらく私もできないだろうなぁ・・・(ノω`*)
鉄棒を握った手が錆びた鉄くさくなるのがなんとも懐かしい〜。
田舎の旅ってこういうところに面白さと思い出作りのきっかけがあるのかもしれません♪
→11月中旬・紅葉シーズンのサケメグリ!ー秋の大子町観光編ー