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茨城県常陸太田市・里美地区で唯一の造り酒屋である合資会社井坂酒造店。

井坂酒造店の主要銘柄・日本酒【日乃出鶴】(ひのでつる / HINODETSURU)シリーズの一部で使用されている契約栽培米の酒米・美山錦の稲刈りイベントに参加してきました!

8月中旬ごろに、井坂専務・堀江シェフ・私でお酒を飲んでいるときにサクッと日程を決まり進めてきたこの企画。

コロナ禍でも、安心して楽しめる企画をと、井坂専務は地元調整、堀江シェフが企画運営に奔走。

幸いにも里美地区は、有機農業が盛んで、外で遊ぶことのできるコンテンツが目白押しです。

天気予報では雨の予報でソワソワしておりましたが、晴天の中で思いっきり田舎を満喫できました!

 

常陸太田市・里美地区はどんな場所なのか

茨城県の県北地域に位置する、茨城県でNo.1の面積を持つ常陸太田市。

里美地区、水府地区、金砂郷地区、常陸太田地区と大きく4つに面積が分けられる中で、里美地区は面積が大きいにもかかわらず1,120世帯(5.8%)、2,697人(5.6%)しかありません(2020/9/1現在;常陸太田市比率)。

しかしお食事を豪華にワンプレートで作ろうと思ったとき、その全ての材料が揃ってしまうくらい里美は食の宝庫なのです🥦🍆🐄

有機野菜、日本酒、ジェラート、平飼い卵、チーズ、常陸秋そば、醤油、味噌・・・・・そして食材を乗せるための木の器など、たくさんの資源に囲まれています。

私が計画するSAKE MEGURI(サケメグリ)では、従来からそこにある場所を点々と見せるツアーではなく、半径数メートル圏内のエリアの人々の暮らしや食を肌で感じられるディープな体感ツアー企画をしています。

“半径5km以内の地域で採れた食材のみ使う”

がポリシーのデンマーク・コペンハーゲンのレストラン “noma” (ノーマ)。

世界の食通達が選ぶ「世界のレストラン50」で、2010年から3年連続1位を獲得したnomaが、2004年に発表した「ニューノルディック・キュイジーヌのマニフェスト10か条」があります。

「ニュー・ノルディック・キュイジーヌ(新北欧料理)」は、地元の食材や発酵食品をベースにし、皿の上に自然や季節感を表現されたお料理・概念のこと。

その10か条を、里美に当てはめると・・・

1:里美という地域を思い起こさせる、純粋さ、新鮮さ、シンプルさ、倫理観を表現する。
2:食に、季節の移り変わりを反映させる。
3:里美の素晴らしい気候、地形。水が生み出した個性ある食材をベースにする。
4:美味しさと、健康で幸せに生きるための現代の知識とを結びつける。
5:里美の食材と多様な生産者に光を当て、その背景にある文化的知識を広める。
6:動物を無用に苦しめず、海、農地、大地における健全な生産を推進する。
7:伝統的な里美食材の新しい利用価値を発展させる。
8:外国の影響をよい形で取り入れ、里美の料理法と食文化に刺激を与える。
9:自給自足されてきたローカル食材を、高品質な地方産品に結びつける。
10:消費者の代表、料理人、農業、漁業、食品工業、小売り、卸売り、研究者、教師、政治家、このプロジェクトの専門家が力を合わせ、茨城県、国内全体に利益とメリットを生み出す。

“noma”の理念・カルチャー を実現できる場所が茨城県の中でも「里美」であり、茨城の “noma” をいつか実現したいと思っていた私にとって、里美の生産者さんめぐりを通じて里美を体感してもらえる絶好の機会でした。

 

里美地区で食の生産者さんをめぐる旅 〜“noma” を目指すプレツアー

丸一日、里美を丸ごと楽しむツアー工程を写真とともにご紹介します。

午前中は、メインイベントの日本酒【日乃出鶴】の契約栽培米・美山錦の稲刈り!

昼食は、ツアー拠点でもある、「古民家の宿・荒蒔邸(あらまきてい)」で、地元のお母さんたちの手作りご飯を頬張ります。

おふかし(お赤飯)、具沢山の豚汁、きゅうりのお漬物、オードブル、トマトに、冷やし甘酒を囲炉裏の前でいただく風情は田舎ごはんの醍醐味。

心地よい風が吹く縁側で、お昼寝最高(_ _).。o○

 

午後からは、里美地区唯一の造り酒屋「合資会社井坂酒造店」酒蔵見学。

主要銘柄は【日乃出鶴】

めでたい🇯🇵

常陸太田市の中でも、川の上流に位置する井坂酒造店のお酒の特徴は、清涼感あふれるスッキリとしたテイストの味わいで、飲み続けても飽きのこない食中酒向きの日本酒です。

皆さんで稲刈りした里美産の美山錦は、こちらの3本の日本酒に変身します。
新酒が楽しみですね♪

 

続いて、有機無農薬農家「木の里農園(このさとのうえん)」の農場を訪れました。

代表の布施 大樹(ふせ たいき)さんが、農園を案内してくださいました。

標高250mの山間部にある農園で、ご家族で有機農業を営んでおり、年間で250種類以上の野菜を育てています。

今回拝見させていただいたのは、収穫間近の蕎麦畑、種を撒いたばかりの大根畑、穂の部分が座敷箒(ざしきほうき)の材料になるホウキモロコシなどを見学。

作付け種類が多すぎて、これはなんだったかなぁ?と植えた本人も迷うほど(´`)

大変そうだなというより、野菜を作ることが本当に好きなんだなぁという布施さんのマインドが垣間見れた瞬間でした♪

今回特別に、イタリアントマトのサンマルツァーノをいただいたのですが、身が引き締まってしっかりした甘さ。

焼いて食べたら美味しそうだなぁと思っていたら、サンマルツァーノはトマト缶に使われるトマトなんですって🍅ビンゴ♪

そして、次に訪れたのは、「ひたちおおたチーズ工房」

元々は、給食センターとして稼働していた場所の一部を、チーズ工房として使用しています。

里美というのどかな場所で育った、のどかな牛のミルクを使用して作るチーズは、サッパリとフレッシュなのどごしのチーズ。(特にモッツァレラが!)

チーズの種類は、もっちりなめらか食感の「モッツァレラ」、ヨーグルトのような食感の「フロマージュブラン」、焼いて食べる「カチョカヴァッロ」、ほんのり甘くさっぱりした「リコッタ」、割けるチーズ「ストリング」の5種類。

人気で2種類はすでに売り切れ!

週末はお休みですが、特別に工房の中をみせていただきました。
代表の平賀さん、ありがとうございました!

  • レストラン Shunsai(道の駅ひたちおおた)
  • レストラン アンドミー(水戸京成ホテル)
  • レストラン イイジマ
  • 四川厨房 炎神(あぐに)

上記のお店で味わえますので、ぜひ訪れてみてくださいね^^

 

そして最後は、「まったり〜村の小さな農園」

2006年に新規就農した北山さんご夫妻で営む農園。
現在は、平飼い養鶏と在来種のお豆を主に栽培しています。
農薬・化学肥料・除草剤等は一切使わない農法。

大豆と小豆畑が、北山さんのご自宅前に広がります。

平飼いのヒナさんたち、ヤギさんたち可愛い・・・♡

草の中で出産中の母鶏さん。

お茶の葉も🍵🌿生はちょっとほろ苦い味。

お茶の実、初めてみましたよ👀

 

夜は、里美食材たっぷりのBBQ Dinner

北山さんのまったり〜村の小さな農園から荒蒔邸に戻った私たちは、少しのんびりしながら火起こし。

お料理を作ってくださったのは、このイベントの主催者のひとり、都内で「酒dining irodori」を経営する堀江 康太さん。

堀江さんの親御さんのご実家が茨城県内ということもありますが、里美の素晴らしい環境をサポートすべく、少し前から里美の会議などにも参加してくださっています。

そんな堀江シェフの作るお料理は、里美食材に溢れるもの。
()は使用した里美の食材です。

スープ 
ふわとろ那須のミネストラ(「木の里農園」ふわとろ茄子)

前菜
レモン風味のポテトサラダ(「木の里農園」キタアカリ)
鴨レバーのコンフィ(「西崎ファーム」かすみ鴨)

冷製魚料理
ヒラマサのカルパッチョ(「木の里農園」ラディッシュ、イタリアントマト)

BBQ
新鮮な里美の野菜たち(「木の里農園」「Ayumu Agri」野菜いろいろ)
その他魚介・お肉など

揚げ物
彩りじゃがいものフライ(「木の里農園」シャドークィーン、「Ayumu Agri」ノーザンルビー)

蒸し物
ムール貝の酒蒸し(「井坂酒造店」日乃出鶴)

煮魚
メバルのアクアパッツァ(「木の里農園」イタリアントマト)

〆パスタ
カルボナーラ、さんまオイル(「まったり〜村の小さな農園」平飼い卵、「木の里農園」ルッコラ)

デザート
酒粕プリン、フルーツポンチ、スモア(「井坂酒造店」酒粕)

丸太のショープレート、箸置きはまでも里美の木材を使用したものです。

私は、ディナーの時間まで滞在できず、写真がございません(泣)。

堀江さんが経営する「酒dining irodori」でも、里美の食材をふんだんに味わうことができますので、都内にお住まいの方はぜひ訪れてみてくださいね♪

irodori さんで提供されるお料理も載せておきます(^^)

里美「木の里農園」の焼き野菜

古代さけ「紫しきぶ」と自家製鴨ロース

キンキのアクアパッツァ

次回は、来年の田植えイベントを計画中です。

参加されたい方は、このSAKE MEGURIのブログとFBページのフォローをぜひ♪

それでは、またー!