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新潟県は、日本酒の酒蔵数全国第1位であり、生産量も第3位!
新潟県内全酒蔵の日本酒が唎酒できる場所へいってきました。

ぽんしゅ館とは

新潟県内の美味しいものがギュギュッと一箇所につまっている場所。

それが「越後お酒ミュージアム『ぽんしゅ館』 」。

新潟県内にJR新潟駅とJR越後湯沢駅のそれぞれ駅直結にあります。

15年ほど前、スノーボード帰りに越後湯沢駅直結のぽんしゅ館へ訪れ、「地元にあったらいいのにね」と友人と話したことを思い出しました。

その時にぽんしゅ館にあったものは、唎酒コーナーと売店のみのイメージでした。

今回初めて訪れた新潟駅直結のぽんしゅ館は、「ぽんしゅ館」と一言でいっても7種類のぽんしゅ館がありました!

テーマごとに入場口が分かれていました!

<ぽんしゅ館>
・唎酒番所 / SAKE tasting
・越後魚沼商店 / ECHIGO UONUMA store
・角打ち部 / KAKUUCHI liquor store
・おにぎり家 / Rice ball
・御菓子部 / Confectionery
・クラフトマンシップ / Craftmanship
・魚沼釜蔵 / Restaurant

唎酒か売店のみだと思っていた私は、あちらにもこちらにも『ぽんしゅ館』の看板があって迷子に(゚o゚;;

なかなか唎酒番所にたどり着けず・・・。
(調べてから行こうよっていう・・・ね(╹◡╹))

ぽんしゅ館は、新潟駅の西口改札直結していました(西通路)。
ホテルメッツ新潟(3階)を目指せばたどり着けます。

500円ワンコインの唎酒が楽しめる「唎酒番所 / SAKE tasting」は、ぽんしゅ館の右奥にありました!

唎酒番所は、入り口から長蛇の列!

GWの夜ということもあいまってか、長蛇の列。

客層は、20-30代の方が多く、男性8割・女性2割といったところでしょうか。

入り口には「越後乃酒蔵『唎き酒番所93 / Kikizake Bansho 93』」と看板が立っています。

そうそう、なぜ「93」かというと、新潟県内の酒蔵が93蔵(2013年現在/新潟県酒造組合加盟蔵数)あるからなんです!

2019年現在は、89蔵と減ってしまったようですが(新潟県酒造組合HPより)、それでも茨城県の酒蔵の倍以上。
さすが米どころ新潟ー!

営業時間が21:00とネット上には書いてあったため、「20:30頃入場でも大丈夫でしょう!」と高を括っていたのですが、遠く後ろに並んだ人たちが入場規制されていたので危なく入れてもらえないところでした・・・(・_・;

居酒屋でのんびりとしっぽりとお食事している場合ではなかった(°Д°)!

余裕を持って20:00までに入場しましょうー!

短時間で一気に唎酒することで県の日本酒の特徴がよくわかる

無事入場できた私は、入場口すぐそばにあるカウンターで500円支払うと、おちょこ1個とコイン5枚が手渡されます。

壁一面にディスプレイされた日本酒マシーン。

酒蔵約90蔵に対して日本酒は120種類ほどが並びます。
(大人気の鶴齢(66番)はSold Out!!!)

唎酒したい日本酒のブース前に行き、コイン1枚を入れて、おちょこを唎酒台のくぼみにセット。

それぞれの日本酒の特徴が書かれたコメントの下にある黄色いボタンを押せば、おちょこ一杯分の日本酒が注ぎ込まれて完了。

動画を撮影することに夢中になりすぎて、ボタン押せてない…..(・_・;

有名、無名酒蔵に関わらず、コメントの記述を頼りに自分自身の嗜好性にまかせて飲んでみてください。

きっと新しい発見があります☆

なお、コメントしているのは、私が保持しているSSI 唎酒師の方や日本酒ナビゲーターの方のコメントが多く見受けられました。
(こういうお仕事楽しそう!)

そして新潟の日本酒=淡麗辛口と一言で表現されることが多いですが、
私がこの唎酒で特に有益だったこと大きく2つありました。

1)淡麗辛口 & 淡麗旨口
 →淡麗辛口のほうが圧倒的に好きであるということがわかった。

2)越淡麗(Koshi-tanrei:新潟県の晩生酒米品種)
 →五百万石と山田錦の交配。
 →柔らかでふくよかな山田錦寄りの味わいかと思いきや、スッキリしつつも落ち着いたキレは五百万石だった。バランスの良い味わい。

新潟県に限らず、その県の日本酒の特徴を知りたいと思った時、居酒屋で大きいカップに数杯飲むだけではなかなか記憶に残りません。

「小さな単位で」「短時間で」「断続的に飲む」

これがそのぞれの日本酒の特徴を、舌と脳で記憶に残す手法であることに改めて気づきました。

お口の中をリフレッシュするため、日本酒のほかに、フリーでいただけるお塩(沖縄、パキスタン、ベネズエラ等30種類はあります!)をつまみながら、ちょびちょび飲んでいました。

限られたスペースの中で、みなさん滞留時間長いわ長いわー(*゚∀゚*)

ここで注意点ですが、チャージ制ではないので、コインの追加購入は再度並びます。
そしておちょこは返却ですので、持って帰らないように!

といいつつ、私も最後までゆるり飲んでいたので最後のお客様になりました。笑

唎酒番所を出ると、酒粕ケーキや酒粕アイスやおせんべい、醤油など、魅力的なお土産がたくさん!

パッケージもおしゃれな商品が多かったので、日本酒飲めない方のお買い物にもオススメのスポットでした♪

地元にもぽんしゅ館のようなTasting Areaをつくりたい・・・と、友人や某市長に近い方に話しているのですが、誰を巻き込めば良いのでしょう(゚∀゚)?

「酒蔵へ行ってみたい!」と思わせる最初の玄関は、酒蔵のある乗降人数の多い主要駅。

茨城県北地域でも、早く実現したいですね♪

♦︎関連記事♦︎
・今代司酒造株式会社の酒蔵見学へいってきました!

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ぽんしゅ館 新潟驛店
〒950-0086
新潟県新潟市中央区花園1-96-47
TEL:025-240-7090(代表)
FAX:025-240-7089
URL:https://www.ponshukan.com/niigata/
MAIL : mail@ponshukan-niigata.com
営業時間:9:00-21:00
営業時間(唎酒番所):9:30~20:30(L.O.20:15)
休日:(年中無休)
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<徒歩の場合>
新潟駅から
→ホテルメッツ新潟 3F直結
→新潟駅CoCoLo西館3F 西口改札 連絡通路直結

<車で行く場合>
・【新潟亀田I.C.】 新潟中央I.C.から車で約13分(約3.8km)
・【新潟中央I.C.】 新潟中央I.C.から車で約16分(約6.4km)
※ 南口駐車場が便利(有料)
※ 飲んだら運転NGです!

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