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①日本のほぼすべての神様にお参りできる『御岩神社』とは
②御岩神社の188の御祭神を一挙公開!
からの続編です。

特急電車で東京駅から約2時間で『御岩神社』に到着!

まず、御岩神社までの道のりです。

バスでは本数が少ないこと、徒歩では山道のアップダウンがきつく約2.5時間かかるため、
私のおすすめは、①乗用車、もしくは、②日立駅からタクシーです。

<電車の場合>

東京駅からJR常磐線特急「ひたち」「ときわ」に乗車し、約1時間40分でJR常磐線 日立駅で下車します。
改札を出て正面を左に歩いていくと中央口になりますので、タクシーに乗車します。
日立駅から約20分で御岩神社に到着します。
電車でお越しの際の総時間は、約2時間です。

<車の場合>

東京駅の八重洲方面から鍛冶橋通りを過ぎ、首都高速都心環状線/C1(室町料金所)に入ります。
首都高から三郷料金所で常磐道に入り、日立中央インターチェンジで降ります。
T字路になるので、その信号を右に車を走らせ15分弱で到着します。

混雑状況にもよりますが、車の場合の総時間も電車の場合と同様、東京駅から約2時間です。

日立中央インターチェンジは有料ICですので、少しでも節約されたい方で時間の余裕のある方は、手前の日立南太田インターチェンジで降りて国道6号線の日立市内の景色を見ながらお越しいただいても良いかもしれません。

駐車場は鳥居の目の前にもありますが、数台しか駐車できないため、身体に障害等のない方は、県道36号日立山方線沿いの高鈴レジャーセンター(御岩神社そばのパスタとピザのお店)付近の広い駐車場に駐車することをオススメします。

鳥居までは徒歩2〜5分ほどです。

 

私と御岩神社・御岩山との出会い

茨城県北出身ながらも、私が初めて御岩神社を訪れたのは、約5年前。
御岩神社がパワースポットとしてこれほどに有名になるずっと前でした。

最初に訪れた時は、目的地からの帰りでふっと立ち寄ってみたくなり、ふらっと参拝。

しかし入山禁止時刻の15時をすでに過ぎてしまっており、御岩山登山は諦め、御岩神社や斎神社のみ参拝をして帰りました。

5年前は駐車場も鳥居近くにある駐車場以外は特に整備されておらず、露店もありませんでした。

その日、立ち寄らずに帰宅したものの、「山頂まで登ってみたかったな〜。」と心残りに感じ、その後、2ヶ月後に再度訪れました。

当時は、特に大きな悩みはないものの、「これから私自身が得意で好きなことでそれを必要とする方の役に立てることができないかなぁ。」とほわ〜っと考えているときでした。

社会人になってからというもの、休日のプライベートの時間も仕事に関する本を読んだり資格試験に挑戦したりと自己研鑽に励む日々。

それはそれで楽しかったものの、組織のために働く人生ではなく、私の創造する何かがそれを欲しい人の手に直接届くような働き方をスタートさせるべく、その切り口を探していました。

御岩神社へはそのお願いというよりは、「新しい人生の道筋はそれで合っているのか?」を自分の心と確認するため。

そして一人で御岩山を登る途中で、神様の声を聞いてみたかったからかもしれません。

この時は、国内随一のパワースポット神社ということは「聞いたことあるかもなぁ」というくらいで正直言ってなにも期待してませんでした。
(ごめんなさい御岩神社様…m(_ _)m)

しかし、この初めて御岩山を登山したときから私の人生に新しい風が吹き始めることになります。

ずっとバタバタしており御礼に伺うことができなかったのですが、先日、約5年ぶりに御礼のため2度目の御岩山への登山にいってきました!

そこには素敵な出会いが待っていました。

 

ボランティアガイドさんとのご縁で素晴らしい登山となりました!

さて、御岩神社がパワースポットである記事はすでにたくさん上がっているので省略します。

底面が凸凹したスニーカーを履き、リュックの中には薄手のジャケット、水筒、非常食、懐中電灯そしてたくさんの小銭を忍ばせながら御岩山山頂へ向けてテクテク歩いていくと、約20分で御岩神社の奥宮で中腹にある賀毗礼神宮(かびれじんぐう / Kabire Jingū)に到着。

水戸藩の祈願所であった場所です。

御祭神として天照大神(あまてらすおおみかみ)、邇邇藝命(ににぎのみこと)、立速日男命(たちはやひをのみこと)が祀られています。

その手前にある「御多満理池」では、大日本史編纂祈願の“筆初めの儀”が行われ、徳川光圀公がここで筆を洗ったそうです。

登山する人にとって、ここから頂上まで登るか、ここでリタイヤするかの決断をする区切りの場所でもあります。

私もリタイヤする心と葛藤しましたが、あと20分・・・と言い聞かせ山頂を目指して登っていくと、ボランティアガイドさんのお話を聞いていた地元の登山者の方々に遭遇。

ガイドさんにお声がけいただき、私もご一緒させていただくことに♪

ボランティアガイドの方もご自身の様々な体験からご縁があって週末に応援にきている方でした。

ガイドさんのおかげで、過去にただ通り過ぎてしまっていた山道の中の神様・石柱へのお参りや、この周辺の地域の歴史、マニアックな御祭神のお話、そして特別にご縁があった方だけ連れていっていただける場所にもご案内していただきました。

御嶽神社という小さいけどしっかりした祠。

私は自分の今の状況について何も話してなかったのですが、御嶽神社は「起業したいと思っている女性」「これから新しい人生のスタートをしたい女性」にご利益があるとのこと。

一般の登山客の方には知られていない場所なので、そこまでの道は荒されておらず自然のままで美しく、そしてとても静寂な場所にスッと心が軽くなりました。

ワイワイ楽しく話して登っていたのに、御嶽神社を前にした私たちは言葉が出ず。
写真も撮影してはいけないような気がして。
ガイドさんのお話を聞き、静寂な雰囲気に包まれ厳かな気持ちになりました。
ここに来れたのは何かのご縁かもしれません。

以前、テレビでお笑い芸人さんが「神社界のディズニーランド」と御岩神社を紹介したがために、心ない登山者が増えてしまった御岩神社。

宇宙から3本の矢が見える場所にある御神体に抱きついたり、触れてはいけない赤い石に触れたり。参拝一週間後には祟りがあり、謝罪にまた登山されたようですけれどね。

たしかに私も、以前と異なる様相を目にしてます。

カメラの性能や定点観測でないのもあるかと思いますが、明らかに木の根や葉の元気がなく、苔も少なくなってしまいました。

(5年前)

(現在)

立ち入り禁止の看板も設置され、そしてここまでロープを張り巡らさないと、道を外れて歩いてしまう方も。

自然は、当たり前のようにありますが、一度その姿を失うと元に戻すのはとても容易ではありません。(人間でいう信頼関係と一緒ですね。)

立ち入る時には、“神社にお参りさせていただいてる”(知人の御宅にお邪魔する)という意識を常に持ち、お願いではなく、今ある幸せにただただ感謝できる心持ちで参拝してほしいなと地元民としてお願いです。。

さて、私は今回、この5年間での平穏だった日々に感謝を伝えるために今回ご参拝しました。

5年で何が起こったかというと?

  • 本業を通して素敵な出会いと経験に恵まれた
  • 茨城県北ビジネスプランコンペティションでの企画で最優秀賞だった
  • 企画の実現のため動くなかで素敵な出会いに恵まれた
  • テレビに何度か出演(特集組んでいただいたり、生放送出たり、ビデオレターだったり)
  • とても健康になった!!(信頼する漢方薬局の薬剤師さんに感謝と尊敬(^人^))
  • 素敵なコーチとの出会いで泳げるようになった!!
  • 肩の力を抜くことを理解し体現できた
  • ブログをこうして発信することで読者の方へ何かの役に立っている…といいな

書けばたくさんありそうですが、すべてはご縁がもたらしてくれた素敵な5年間でした。

今回お会いしたボランティアガイドさんと出会えたのも何かのご縁。

そして私が気づいたことは、

出会いは自分の人生で必要な時に必要な人に出会うようにできている

ということ。

会う人の数だけ良いことばかりではないですが、これからも倦まず弛まず前に進んで行こうと思います♪

 

*おまけ*
御岩神社の御神酒は【久慈の山】根本酒造株式会社(常陸大宮市)
お正月の甘酒の酒粕は【富久心】合資会社椎名酒造店(日立市)
の、お酒が飲めるそうです♪

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御岩神社
Oiwa jinja / Oiwa shrine

創建:時期不明→「常陸國風土記」721年(養老5年)
住所:〒311-0402 茨城県日立市入四間町752
TEL:0294-21-8445
FAX:0294-21-8446
Web:http://www.oiwajinja.jp
巫女Blog:https://ameblo.jp/oiwamiko

参拝時間 :6:00-17:00(1/6〜通常時)
社務所  :9:00-17:00(1/6〜通常時)
御岩山登拝:6:00-15:00(1/6〜通常時)
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