BLOG

みや川とは

【みや川(みやかわ/MIYAKAWA)】は、茨城県日立市にお店を構える老舗焼き鳥屋さんです。

JR常磐線・日立駅の中央口を出て駅前大通り(平和通り)をまっすぐ西側方面に歩くと、けやき通りの歩道橋が見えてきます。

歩道橋の交差点を越え、最初の信号に餃子BAR G-BROSの看板が見えますので、お店に沿って左折すると右側の小道の2軒目に「みや川」があります。

日立駅中央口からの距離は約700m、徒歩で約10分です。

お店に入ると、1階は、左にカウンター席。右にテーブル席。2階にお座敷があります。

17:00から営業しておりますが、私は仕事終わってから18:45に入店。

金曜夜でしたが、地元の常連さんが時間を追って席が埋まります。

混雑している時は、テーブルで相席になることも。

正方形に近い大きいテーブルを囲む形での相席になりますが、面識のない方との一期一会で飲み交わすのも楽しいかも。

カウンター席もたくさんありますので、出張で日立を訪れた際や、ひとりちょい飲みの場所としてもおすすめです。

大将の他には奥様、娘さんなど女性が3名いらっしゃいましたが、女性の方は皆さんサバサバ、元気ハツラツ!仕事やプライベートで落ち込んだとき、元気付けてくれるお母さんという雰囲気が、明日の活力になりそう。

カウンター席だと大将が目の前で刺身をさばく姿を拝見することができます。

茨城県北の方言は、言葉がキツいといわれてしまうことがたまにあり、女将さんたちのパワフルさが一見ぶっきらぼうに感じるかもしれませんが、“楽しんでいるか” “手元にまだお料理は残っているか” の目配り、気配り、心配りが料亭にいるような錯覚さえあります。

お品書きの多彩さに、注文を迷う時も、“そんなに薦めるなら食べてみたい!” と思わせてくれるようなメニュー紹介の饒舌なこと。

地元の方々に愛される【焼き鳥屋・みや川】に来れば、日立人の人情に触れられます。

現在はコロナ禍により長期休業中ですが、昭和の香りをそのままに、ずっとお店を続けてほしい。

お店の再開は鋭意準備中!とのことで、近々また立ち寄れることを楽しみにしている私です♪

 

みや川で一番のおすすめは『まくら』

茨城県北地域の観光について語り飲みするときは、この方と!と懇意にさせていただいているAさんが、飲兵衛な(?)私を、みや川に連れてきてくださいました。

みや川常連のAさんに、お食事はおまかせして、私はお食事に合う日本酒チョイスを担当しました♪

入店するとさっそく出てきたお通しは、山芋の千切りオクラ添え、お豆腐、たらこ。

いたって普通のシンプルな三品ですが、お醤油の味や山芋の食感、薄づきのたらこを突き出しとして持ってくることで、次から続々と出てくるお料理の邪魔をしない選択、さすがです。

寒い冬の時期でしたので、最初は、辛口高清水を燗酒でいただきました。

次に出てきたのは、お刺身の盛り合わせ。

かつお、まぐろ、イカ、ほたて、サーモン、蛸のぶつ切り。

お醤油にわさびとニンニク醤油を、お好みでいただくのですが、女将さんがそれぞれのお醤油のこだわりをお話されていましたが、忘れてしまいましたー!(小休止でジョッキでビールを数杯飲んでいたからかしら…?)

みや川さんに訪れたときにぜひそのこだわりを尋ねてみてください。大将の目利きで仕入れているかつおは、生魚好きにはぜひ食べてほしい一品です!

お刺身がなくなる頃に出てきたのは、正肉ねぎまとアスパラ牛肉巻き。

塩加減、焼き加減、最高!

続いてでてきたのは、みや川の名物、自家製・焼き鳥のつくね『まくら』

大ぶりのつくねに串が2本刺してあり、その串を開いてつくねを半分にし、山椒をまぶして食べるのが定番です。

特製の甘辛タレと良くからみふっくらした食感。お酒も進みます。

まくらを食べ終わった頃におしぼりの交換をしてくれました。タレの後だからなのかな。女将がとにかく良く観察していらっしゃる。

女将「どう?美味しかった?」「じゃこれも食べて。」

と、焼き魚と焼き銀杏がサービスでお出しいただきました。

Aさんのおかげで美味しいお食事にありつけて最高でございます♪

もしかしたら写真を撮っていないだけで、他にもお料理をいただいていたかもしれません。(わたし酔っ払い?)

近くにいらしたお客様は、野菜天盛合せを注文しており、「おひとりさま用に調整しますね。」と女将さん。さりげないお心配り素晴らしいです。ひとりで来店しても寂しくないです。

野菜天盛合せは通常の献立にはなく“店主の気が向いた時だけ”との事でした。

焼き鳥セットを注文すると、最初にご紹介した焼き鳥3本が食べられると思います。

まくらに合うペアリングは、みや川特製・梅酒のロック。

つくねの特製甘辛タレに濃厚に絡み合いつつ、口中で油分をさっと消し去るすっきりしたテイスト、おすすめです。高麗人参も仕込んでますね。

また、私は得意じゃないので頼まなかった焼き鳥のレバーは、Aさんのオススメ。他のお客様にも大人気!

「比較的大きめのレバーがサクッとした食感で、レバー特有の臭みは全くなく、レバーなのにサッパリ食べられます。塩、タレどちらでも美味しいのですが、僅差でタレの方が人気かな? 是非どちらも試してみてください!」とAさん力説でした。

 

みや川のお品書き

▶︎みや川自慢の焼き鳥

○焼き鳥セット:600円
○牛串:370円
まくら:180円 ←私おすすめ!
○正肉:150円
レバー:150円 ←Aさんおすすめ!
○かわ:150円
○すなぎも:150円
○はつ:150円
○手羽先:150円
○とんかつ:1,200円

▶︎おつまみ

○牛肉柳川:800円
○チキンソテー:740円
○豚生姜焼き:800円
○豚スペアリブ:830円
○豚ロースソテー:1,200円
○豚ロースカツ:1,260円
○めひかり唐揚げ:650円
○あじ唐揚げ:750円
○鳥唐揚げ:740円
○もつ煮込み:600円
○揚げ出し豆腐:440円
○生野菜:500円
○チャンジャ:350円
○冷奴:350円
○銀杏焼き:500円
○もろきゅう:350円
○冷やしトマト:350円
○なめこおろし:350円

▶︎お刺身

○たこ:650円
○あじ:750円
○かつお:1,300円
○しめさば:800円
○ねぎとろ:1,200円
○赤貝:1,760円
○自家製干物 かます(大):840円

▶︎お食事

○稲庭うどん:600円
○お茶漬け:600円
○おにぎり:200円

▶︎飲み物(アルコール)

○生ビール:550円
○焼酎(グラス):380円、(ジョッキ):400円
○酎ハイ(ジョッキ):400円
○ウーロンハイ(ジョッキ):400円
○タルハイ(ジョッキ):460円
○ホッピー(ジョッキ):470円
○生レモンハイ(ジョッキ):500円
○梅酒水割り:480円
○梅酒ソーダ:530円
○梅酒ロック:600円

▶︎飲み物(日本酒)

○熱燗 / 辛口高清水(二合徳利):820円
○高清水生酒(300ml):740円
○一ノ蔵 特別純米(四合):3,000円
○八海山 大吟醸(四合):3,500円
○八海山 純米大吟醸(四合):4,000円
○浦霞 禅 純米吟醸(四合):4,300円
○富久心 純米吟醸(四合):3,400円 ★★
○一人娘 雫 純米大吟醸(四合):6,500円 ★

▶︎飲み物(ノンアルコール)

○ノンアルコールビール:400円
○ウーロン茶(グラス):190円、(ジョッキ):250円
○コカコーラ:230円
○オレンジジュース:230円

*メニューと税別価格は、2020年12月時点のものです。
(長期休業明けに税込価格へ変更予定。)

 

いばらき地酒に触れるのを忘れておりましたが、みや川の所在する日立市・合資会社椎名酒造店のいばらき地酒は、【富久心(ふくごころ)】★★。

その他は、茨城県西地域の常総市・株式会社山中酒造店のいばらき地酒【一人娘(ひとりむすめ)】★がご用意しております。

冬は、あんこう鍋とおでんを酒肴に、茨城県の日本酒はいかがでしょうか。

とても小さくて昭和漂う店内ですが、出てくるお料理すべてが美味しい【みや川】には、田舎の実家へ帰ってきたような心温まる場所がここにはあります。

日立駅から徒歩圏内ですので、ぜひ訪れてみてくださいね♪

それでは。

 

♦︎関連記事♦︎
いばらき地酒が飲めるお店(日立市)
・日立の地酒と新鮮な魚介類を味わえる「ザ・築地」にいってきました!

 

――――――――――――――――――――
みや川
みやかわ / MIYAKAWA
住所:〒317-0072 茨城県日立市弁天町1-7-10
TEL:0294-24-4488
定休日:日曜日
営業時間:17:00〜21:00
(*現在コロナ禍で長期休業中。)
――――――――――――――――――――