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ついに茨城県北地域を飛び出し、蔵見学を始めたSAKE MEGURI Hirokoです!

今回は、茨城県南地域・茨城県石岡市に存在する酒蔵『石岡酒造株式会社』へのサケメグリ(酒蔵めぐり)。

石岡市の副市長・根本博文さんよりご招待いただき、市長公室 秘書広聴課係長・片岡達也さんの運転で石岡市の酒蔵見学の旅へいってきました。

蔵の中をご案内してくださったのは、石岡酒造株式会社の営業部・根崎頌之(Nobuyuki Nezaki)さんと冷水貴子(Takako Hiyamizu)さんです。

ブログを書いていたら、とても長くなってしまったので、前編と後編に分けることにしました!

前編は「蔵の概要、酒蔵見学」。
後編は「試飲させていただいた銘柄」。
でまとめました!

 

石岡酒造株式会社とは?

JR常磐線の上野駅から特急に乗車で乗り換えなしで約1時間。
JR常磐線の石岡駅からタクシーで約12分(徒歩で約40分)。

住宅地の中をくぐるとひょっこりと現れるのが『石岡酒造株式会社』です。

江戸時代から続く数件の酒蔵が瓶詰め販売会社として1959年(昭和34年)に「石岡銘醸株式会社」を設立。

1972年(昭和47年)に販売数量の増大に対応するため、それぞれの蔵が合併し、現在の『石岡酒造株式会社』となりました。

合併したことにより製造(全量自家精米)・販売の一貫体制を確立することとなります。

石岡酒造株式会社の主力ブランド(フラッグシップ銘柄)は、
・白鹿(HAKUSHIKA:はくしか):主に普通酒・本醸造酒

その他の銘柄として、
・筑波(TSUKUBA:つくば):高級酒
・酔鶴(YOIZURU:よいづる):高級酒
・壽山(JUZAN:じゅざん):自主栽培米の先駆け
・歳寿(SAIJU:さいじゅ):秘蔵 大吟醸古酒
・吟香(GINKO:ぎんこう):吟醸酒生原酒

と県内、とりわけ県南のスーパーや酒販店で並ぶ石岡酒造の銘柄は多彩なラインナップとなっています。

 

石岡酒造の蔵見学ツアー開始!

最初にご案内いただいたのは、井戸!

一つが仕込み水を汲みあげるための機械、もう一つが掃除などに使う水のためのパイプだそうです。
(しまった・・・写真が遠い)

40m程度深さでちょうど伏流水とぶつかりますが、それ以上深く掘りすぎると霞ヶ浦の水とぶつかるとのこと。

この写真の遠方には、お天気が良いときには筑波山が見えるそうです。
そのため「筑波」という銘柄があるんですね^^

 

続いて右方向から順に案内していただくとそこには大きな精米機が!

自家栽培米として、石岡市より少し北側に位置する城里町(Shirosato town)で美山錦を作っていただいているとのこと。

石岡酒造株式会社では、特定名称酒の約半数は、山田錦を使用し、
その他は、雄町、美山錦、五百万石を使用しています。

普通酒の生産が全体の半数近くを占め、
酵母は、香りが出る酵母、秋にお酒が美味しくなってくる酵母の2種類をメインに使用しています。

石岡酒造株式会社の特徴は、
普通酒や本醸造酒を主力としながらも、大型冷蔵庫を3つも所有していること。

一つ目の冷蔵庫は、-7度の大型冷蔵庫。

こちらでは生酒を主に貯蔵しているとのこと。

 

昭和46年頃、日本酒業界が盛んだった頃は、10,000石 の日本酒を醸造していましたが、
日本酒の消費量の減少とともに、現在はその1/6ほどの1,500石を生産する石岡酒造。

現在販売される日本酒の95%以上は、県内の日本酒専門店やスーパーで消費され、残り5%は県外と海外へ販売。

海外販売地は、主にアメリカとオーストラリアとなっています。

日本酒業界や販売等のお話を聞きながら、第1製造棟へ。

蒸米を造る部屋へ。

1回で600kgの米を蒸します。

酒米が外硬内軟となるよう、また、もろみが潰れないように下から蒸気で蒸します。

蒸した酒米をタンク部屋に運ぶ工程を学びます。

この部屋に、通常の蔵見学では見かけることのない道具が・・・!

もろみの温度が思いの外、上がってしまった時に、温度調整するために氷を注入しますが、その注入する氷を切るために使っていたノコギリなのだそう!

今は使用していないそうですが、酒蔵でノコギリをみるとは、とても新鮮な気分(°°)。

 

続いて、製麴室。

35度で製麴を行います。

石岡酒造株式会社では横並びで製麴室が3つ並んでいました。

現在の使用は1箇所のみ。他の2つは殺菌部屋として利用しています。

 

外へ出て、2つ目の大型冷蔵庫へ向かいます。

1タンク一升瓶換算で5,500本くらいの日本酒ができるそう。

7度で普通酒を貯蔵しています。

夏に訪れたので涼しいです、冬は極寒です(=´∀`)

 

次に梱包作業の行う倉庫へ。

とにかく広い。。。。。石岡酒造さん。
なんと敷地面積は、24,400㎡!

今もこの紙包装は、ベテラン社員の手作業でひとつひとつ包装されているとのこと。
この瓶底に包み紙をクシュと巻くのは素人ではなかなか難しいそうですよ!

最近は紙箱の台頭により、このような紙包装も減ってきましたが、昔ながらの和紙包装も日本の文化としてはかっこよくて私は好きですね♪

大学生の頃に酒屋でアルバイトしておりましたが、この包装は私もできませんでした。
(2本の一升瓶を一つにまとめて贈答用にする縛りはできましたけれども♪)

 

そして本日最後の3つ目の冷蔵庫

-2度で瓶貯蔵を行っている冷蔵庫だそう。

こちら普段は見せていただけない貴重な冷蔵庫です。
高級酒が入っております。

蔵見学にきても、決して探さないでください・・・(*´゚3゚`)b シーッ!!ダヨ (*゚ノ3゚)ヒミツネ.!

 

酒造りとその先のお客様への想い

複数の場所に掲げてある標語には、
石岡酒造株式会社の造ったその先にある
お客様への思いに馳せながら、
日本酒醸造に取り組んでおられる姿勢が垣間見れました。

「いまやっている仕事は
1.これで正しいか
2.これで十分か
3.これでお客様は満足か」

 

この後、待ちに待った試飲のお部屋へ!

後編へ続く。

 

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石岡酒造株式会社 / Ishioka Shuzo
代表取締役社長:冷水 豊国
設立:1972年(昭和478月)
住所:〒315-0031 茨城県石岡市東大橋2972
TEL0299-26-3331
FAX0299-26-4408
Webhttp://www.ishiokashuzo.co.jp
E-mailsake@ishiokashuzo.co.jp
蔵見学:可能(電話にて要予約)。
希望日・希望時間・人数等の詳細については要相談
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