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→「合資会社椎名酒造店をご紹介いたします!|茨城県日立市」からの続編です。

 

合資会社椎名酒造店までのアクセス

茨城県日立市十王町高原に蔵を構える合資会社椎名酒造店(しいなしゅぞうてん)。

日本酒の主要銘柄「富久心(ふくごころ)」を造る椎名酒造店の、東京から椎名酒造店までの道のりをご紹介します。

<電車でのアクセス>
東京駅からJR特急ひたち仙台方面に乗車し、日立駅で降車。
JR常磐線 日立駅から→小木津駅→十王駅と2駅で到着します。
JR常磐線 十王駅(旧 川尻駅)からは、西方面へタクシーで約15分の場所に椎名酒造店があります。

<車でのアクセス>
東京駅の八重洲方面から鍛冶橋通りを過ぎ、首都高速都心環状線/C1(室町料金所)に入ります。
首都高から三郷料金所で常磐道に入り、日立北インターチェンジで降りてから北西方面へ約10分の場所にあります。

電車で乗り継いでも、車で来ても、トータル約2時間です。

特に十王駅から蔵までの景色は、とにかく山!山!山〜!
山の中をひたすら走っていきます。

日立駅から蔵までは平常時で約30分。

道路の混雑が予想されるため、タクシー料金が高くなってしまうことも。

そのため、椎名酒造店への蔵見学は、単独で訪れるよりも、周辺地域の観光も含めた私が企画するサケメグリツアーに参加していただくのがオススメです!

 

椎名酒造店のサケメグリでの見どころは震災後も溢れ続ける湧水

2017.11.24、2018.9.24に、サケメグリ(蔵見学)に自家用車でお伺いしたときのレポートです!

玄関前の駐車できるスペースは埋まっていたため、ウロウロしていたところ、隣の派出所の警察官が出てきて、「ここ停めていいですよ!」と。

警察官のお兄さん「あまり飲みすぎないようにね〜( ^▽^)/~~~」と送り出してくれたのですが、

参加メンバー一同「これって罠じゃないよね・・・(°Д°)?」とザワザワしながらサケメグリスタート!

蔵の門をくぐると、左に蔵の玄関、右はご自宅と、自宅敷地内で酒蔵が繋がっている椎名酒造店。

蔵玄関の扉を開くと、右に事務所、左は富久心シリーズが展示されています。

正面に進むとお米を蒸すための和窯、お米を冷ますための放冷機などが所狭しと並びます。

正面から左の建物に入っていくとタンク数本が並んでおります。

湧水を溜めておくタンクは作業しやすいように高いところに設置。

一方、正面からみて反対側は、ご自宅のお庭に繋がっている場所で、ここには、椎名酒造店の味わいの真髄でもある阿武隈水系の湧水が溢れていました。

十王町の山あいを流れる十王川の清流沿いにある椎名酒造店の主要銘柄「富久心」の味を左右する仕込み水は、200mほど離れた雑木林の花崗岩質の土壌で濾過された天然の湧水を使用しています。

2011年の東日本大震災の後、地震の影響により水源が変わってしまった酒蔵も多い中、椎名酒造店の敷地内から流れる湧水は、とめどなく流れ続けていました。

空気に一切触れることなく溢れ出るこの湧水は、緑色のノロ等がまったく張ることはなく、

“1年間汲んでおいても濁ったりしない”

というほどの良質な水。

水質は、”弱アルカリ性の軟水”で、酒造りだけではなく、飲み水として飲んでも美味しいですよ!と教えてくださったのは、社長の椎名美津子さん。

椎名家が日常生活で使用するのもこの湧水だけあって、社長のお肌もとてもツルツルしていてお美しい♪

口に入るものは湧水、洗濯は井戸水を使用しているのだそうです。

その湧水を飲ませていただきましたが、やっぱりお酒のテクスチャーを決めるのは水だなとこの時改めて感じました。

酒蔵見学では、最後にいただく日本酒の試飲が待ち遠しいですが、可能であればお水を先にいただくと、その蔵のお酒の特徴がより理解しやすいのでオススメです!!
(決して無理強いはしないでくださいね(*´-`))

 

椎名酒造店の酒造り

椎名酒造店では、毎年11月から日本酒の仕込みを開始。

人手が必要な仕込み時は、定年退職された方々がお手伝いに参加し、4-5名で酒造りを行いますが、人手が少なくて済む醸造の場面は、6代目専務・椎名健二郎さんが一人でおこなっています。
(↑簡単に書いておりますが、おひとりで造るのは本当に大変なことです・・・!汗)

製造石数は、年間約250石。(180ℓ/石×250石=45,000ℓ)

一升に換算して約25,000本の日本酒を製造しています。

6-7種類の日本酒を醸造し、その中から原酒やにごりなどシリーズを増やして四季折々の味わいの幅を表現しています。

「茨城県内で一番小さな蔵だと思います。」と話す健二郎専務。
しかし地元ではそれが真実なのか目を疑うほどの売れ行きと人気!

酒通に評判で一番人気の

“富久心 純米吟醸 美山錦” は、

次のシーズンまでに早々に売り切れてしまうほどの逸品。

茨城県内で生産された酒米をまだ十分に確保できないことや、先代の社長のこだわりで長野県の美山錦を使用し、精米、洗米、蒸し、麹造りなどすべてにこだわりを持って丁寧に醸します。

こだわりの酒米と花崗岩質の山から湧き出る良質の天然水で醸された“富久心 純米吟醸 美山錦” は、熟成してうまみを増した濃醇で深みのある味わいが特徴となっています。

椎名酒造店では、焼酎「富久心(ふくしん)」も製造しています。
日本酒醸造と新酒イベントがひと段落した、毎年6月頃に集中して焼酎を造る椎名酒造店。

次回のブログでは、富久心の味わいと、それぞれの日本酒に合う食事とのペアリングについて記事にしたいと思います。

お楽しみにー♪

 

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合資会社 椎名酒造店
ごうしがいしゃ しいなしゅぞうてん
Shiina Brewery/Shuzo-ten
代表者:椎名 美津子
創業:1877年(明治10年)
住所:〒319-1305 茨城県日立市十王町高原411
TEL:0294-39-2041
FAX:0294-39-3121
Web:https://fukugokoro.com
営業時間:9:00-17:00(不定休)
蔵見学:要予約
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