SOVA TEA 越路とは
【SOVA TEA 越路(そばてぃーこしじ/Sova tea koshiji)】は、茨城県常陸太田市に構えるお蕎麦屋さんです。
JR水郡線・常陸太田駅から西側にタクシーで約5分。山吹運動公園の近くにあり、SOVA TEA越路の店舗周辺には和庭園と田園風景が広がります。
常陸太田市には40軒弱のお蕎麦屋さんがありますが、圧倒的におしゃれで和モダンな雰囲気を醸し出しているのが、ここSOVA TEA 越路。
のどかな田園風景に静かに佇むSOVA TEA 越路さんを初めて目にしたとき、蕎麦茶専門のカフェかなと思うほど。
檜をふんだんに使用した店内では、ジャズが流れ、穏やかで温かな雰囲気に包まれます。
常陸太田市・金砂郷地区発祥のお蕎麦『常陸秋そば』(ひたちあきそば)を自家製粉・石臼挽き、アルカリ水を使用したこだわり。
SOVA TEA 越路の常陸秋そばの特徴は、荒挽きらしく噛んで蕎麦の香りが口中に広がる中太切り。
蕎麦汁は鰹節の香りが高く、口に含むとはじめにピリッとした辛さ、その後に旨味と甘みがさっぱり。
熟成感、若々しさ、尖った印象のどちらにも当てはまらず、どんな蕎麦LOVERでも納得のゆく王道で上品な味わいが特徴のSOVA TEA 越路。
私が度々訪れるのは、深緑を眺めながらいただく初夏と、常陸秋そばの味わいが一番乗ってくる2月ですが、秋の紅葉が綺麗な時期に、お席から覗く紅葉を楽しみながら新蕎麦をいただくのもおすすめです!
SOVA TEA 越路のお店裏側(北西側)へタクシーで約6分ほどの場所に、水戸黄門で知られる徳川光圀公が「大日本史」の編さんの監修を行った隠居跡の『西山御殿(西山荘)』があります。
また、西山公園内・久昌寺の裏山には、光圀公(義公)の遺徳を偲んで建てられた「義公廟」もひっそりと佇み。
公園内を散歩して喉が乾いたら、不老池沿いにある「西山の里 茶室 晏如庵」でお抹茶と和菓子でのんびり休憩。
おかえりの際には、茶室近くにある「西山の里 桃源」で、発酵食品等のおみやげと常陸太田のいばらき地酒を、旅の思い出に購入してみてはいかがでしょうか。
このエリアは、水戸・徳川家よりも古く佐竹藩約500年の歴史があり、多くの史跡が存在しております。
全国の有名な観光地と比較すればそれほど有名でない常陸太田市の西山公園エリア。いまのところ混雑しておらずゆっくり巡ることができますので、歴史の学び欲が強い方にはぜひ観光していただきたいスポットです。
SOVA TEA 越路のメニュー
さて、SOVA TEA 越路さんのメニューですが、たくさんの種類があり迷ってしまいます。スタッフの皆さん、とても親切ですので、迷ってしまったらぜひおすすめを尋ねてみてくださいね。
(*メニューと価格は、2020年2月現在の税込のものです。)
▶︎常陸秋そばセットメニュー
◎限定せいろ蕎麦:1,200円
1日20食限定のせいろ。
常陸太田市金砂郷産の常陸秋そばを手刈り・天日干しし、石臼で荒挽き。
蕎麦の風味を楽しめるように、まずは水そばで。
せいろには、蕎麦自体の味を楽しめるように、正方形に切った板蕎麦3枚がついています。
この板蕎麦は、「蕎麦刺身」と呼ばれ、岩塩かわさび醤油で食べてみてください。
◎越路セット:1,600円
常陸秋そばの二八そばに季節の野菜の天ぷら、けんちん汁(夏季は刺身こんにゃく)、小鉢(日替わり)、デザート(日替わり)のセット。
◎割子そば:1,700円
えび・野菜天、とろろ、納豆、山菜、海苔の5つの具を、5つのお椀に乗ったお蕎麦に各具材を乗せて味わいます。
◎にぎわい御膳:2,400円
めかぶ、山菜、納豆のお蕎麦と、そば飯、天ぷら、汁もの、デザート他4品ついたにぎやか御膳。そば飯はモチモチです。
▶︎せいろ
○限定せいろ:1,200円
○せいろ:850円
○天せいろ:野菜・1,300円、えび野菜・1,400円、えび・1,500円、かき揚げ・1,500円
○とろろせいろ:1,100円
○めかぶせいろ:1,050円
○納豆せいろ:1,050円
▶︎温かいつけ汁せいろ
○ねぎ天せいろ:1,100円
○鴨せいろ:1,300円
○きのこせいろ:1,100円
○けんちんせいろ(季節限定):1,200円
▶︎ぶっかけ
○天おろし:1,400円
○たぬき:950円
○とろろ:1,150円
○納豆:1,100円
○うめみぞれ(紀州うめ・豆腐・大根おろし):1,100円
○西山の里(きのこ・山菜・大根おろし):1,200円
○かけ:850円
○たぬき:900円
○玉子とじ:1,000円
○カレー:1,000円
○きのこ:1,100円
○鴨:1,300円
○天ぷら:野菜・1,300円、えび野菜・1,400円、えび・1,500円、かき揚げ・1,500円
○けんちん(季節限定):1,200円
○鍋焼き:1,500円
○は、各種大盛350円増し(限定せいろ除く)。
▶︎ごはんメニュー
◉天丼:1,500円
◉カレー丼:1,100円
◉玉子丼:1,100円
◉たぬきとじ丼:1,000円
◉もつ定:1,050円
◉ミニかき揚丼:800円
◉ミニ海鮮丼:800円
◉ミニもつ丼:800円
◉そば米:350円
◉ライス:250円
◉は、各種大盛200円増し。
▶︎一品料理
<おつまみ>
・お新香:400円
・冷奴:400円
・さしこん:550円
・きのこおろし:450円
・鴨焼き:800円
・もつ煮込み:600円
・だし巻き玉子:700円
・板わさ:500円
・そばがき:1,200円
<天ぷら>
・野菜天:550円
・海老、野菜天:650円
・かき揚げ:700円
・盛り合わせ:1,400円
<おもち>
・揚げもち:750円
・納豆もち:650円
・あんこもち:650円
・大根もち:600円
▶︎アルコール
<日本酒(一合)>
・日乃出鶴(純米吟醸酒):650円 ★常陸太田市いばらき地酒
・剛烈(初搾り生原酒):700円 ★常陸太田市いばらき地酒
・松盛(熟成純米特上大吟醸):1,000円 ★常陸太田市いばらき地酒
・燗酒(佳選;国産米100%使用):480円
<ビール>
・ビール(中瓶;アサヒ、キリン):600円
・ビール(中瓶;エビス):650円
<ハイボール>
・サントリー角:500円
<焼酎>
・そば焼酎(金砂郷そば100%):グラス・480円、ボトル・3,000円
・本格麦焼酎(黒麹造り):グラス・450円、ボトル・2,800円
・本格芋焼酎(木桶蒸留仕上げ):グラス・480円、ボトル・3,000円
<サワー>
・レモンサワー(グラス):400円
<ノンアルコール>
・アサヒ ドライゼロ(小):350円
▶︎ソフトドリンク
・コーヒー、アイスコーヒー:各種380円
・烏龍茶、コーラ、ジンジャエール:各種250円
・オレンジ、グレープフルーツ、アップル(果汁100%):各種300円
▶︎甘味
そばぜんざい、もちぜんざい、あんみつ、わらびもち:各種600円
アイスクリーム:300円
ところてん:350円
くずきり:550円
クリームあんみつ:700円
最初にお通しでお漬物と香り高いそば茶が出てきました。
お蕎麦は注文してから最初の一口をいただくまでに時間がかかるため、おつまみと日本酒で喉を潤しながらその時を待ちます。
私が好きなランチメニューは、山吹膳。
◎山吹膳:1,200円
せいろそば、かき揚げ天重、小鉢(日替わり)、デザート(日替わり)のセット。
えびと貝柱がたくさん入ったサクサクかき揚げのごはんものと常陸秋そばの両方をわがままに楽しみたい方におすすめです!
このほかにも羽衣膳、西山膳、そば(うどん)三昧が定番のランチメニューとなっており、11:00〜14:00の間でオーダーできます。
SOVA TEA 越路までのアクセス
電車でお越しの場合、JR常磐線 水戸駅からJR水郡線に乗り換えます。
水郡線始発駅となる水戸駅からJR水郡線 常陸太田駅までは各駅停車で約35分です。
●タクシー利用の場合
JR水郡線 常陸太田駅から約5分。
●徒歩の場合
JR水郡線 常陸太田駅から約20分。山吹運動公園入口の交差点を北へ入り、最初のT字路を左折。山吹公園テニスコートを右手に見ながら歩いてゆくと、すぐ先の右手に越路の看板と建物があります。
●自動車利用の場合
常磐自動車道 日立南太田ICから約20分。常磐自動車道 那珂ICから約25分。
東京駅を起点とした場合、常磐自動車道 那珂ICで降りて、総移動時間は約1時間45分です。
●電車+タクシーの場合(東京方面から)
東京駅を起点として電車でお越しの場合、東京駅→(特急ひたち・ときわ)→水戸駅(JR常磐線からJR水郡線へ)→常陸太田駅で下車。タクシー利用で、総移動時間は約2時間10分です。片道料金は4,500円弱です。
座席数は46席、駐車場15台(無料)です。
ベストな状態でお客様にお蕎麦を提供したいと思うお蕎麦屋さんほど、待ち時間は長いもの。
SOVA TEA 越路さんに限らず、常陸太田市内のお蕎麦屋さんは御膳が運ばれてくるまで40〜50分はかかるため、いばらき地酒と地のものを味わいながら、お時間に余裕を持って訪れてみてくださいね。
それでは、また。
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・蔵元と一緒に地元の歴史を巡る旅!-赤土町の常陸秋そば編-
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SOVA TEA 越路
そばてぃー こしじ
住所:〒313-0041 茨城県常陸太田市稲木町1395-4
TEL:0294-72-2333
FAX:0294-72-2333
営業時間:11:00〜15:00(L.O. 14:30)
定休日:月曜日・第4火曜日(祝日の場合はその翌日)
お席:46席
駐車場:15台(無料)
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