
そば処 入四間とは
常陸最古の霊山「御岩神社」のすぐそばにある手打蕎麦「そば処 入四間」。
茨城県日立市入四間町にあり、JA常陸が運営しているお蕎麦屋さんです。
日立市の中心街から山沿いの県道を西へ10kmほど進むと、突然、住宅の密集する集落が現れます。
そこは、入四間町(いりしけんちょう)という地域。
地元の方々にしか読めないこの地名は、遠く南北朝時代に遡ります。
郷土ひたち第9号(郷土ひたち文化研究会著)によると、当時、奥州白河村(現福島県白河市)周辺で南朝に加勢していた関氏が北朝に敗れ、追手を恐れてこの地にたどり着きました。
その際に入植したのが、関氏と3人の武将の世帯の4軒だったことから「入四間」と名付けられたといわれています。
静けさの残るこの豊かな環境で作られるお蕎麦は、地元の素材を活かした味わいとなっています。
蕎麦は、厳選した茨城県内産の常陸秋そば粉を使用し、水は、名水として知られる「木の根坂湧水」を使って手打ちしています。
木の根坂湧水は、茨城県薬剤師会公衆衛生センターの水質基準に適合した湧水で、pH6.8、カルシウム、マグネシウム等、硬度76の水質。
pH6.8なので、酸かアルカリかでいうとほぼ中性。硬度76は、WHO基準ですと中程度の軟水。
その名水で作られる蕎麦は、香り豊かでキリリとした味わいが特徴となっています。
そば処 入四間の隣には、同じJA常陸が運営する「とうふ工房 名水亭 なか里」があります。
なか里の駐車場には、木の根坂湧水の給水所があり、無料で木の根坂湧水を汲むことができることから、多くのファンがこの土地を訪れます。
また、そば処 入四間の店内には、地場産野菜の直売コーナーもあります。
御岩神社に参拝する、お蕎麦を食べる、だけではなく、日立のお野菜やお豆腐も購入してみてはいかがでしょうか。
そば処 入四間のお品書き
【温かい麺】
- 海老天 そば(野菜付6品)
- 野菜天 そば
- かき揚げ そば
- カレー そば
- 山菜 そば
- たぬき そば
- かけ そば
【冷たい麺】
- 海老天ざる そば(野菜付6品)
- 野菜天ざる そば
- かき揚げざる そば
- 冷やし山菜 そば
- 冷やしたぬき そば
- ざる そば
※大盛り +200円
※重ねざる +600円
※うどん ー100円
※つけ汁追加 定員さんへ直接注文
すべて二八蕎麦で、お値段は、700円〜1,300円(税込)です。
私は、かき揚げそばを注文。
「とうふ工房 名水亭 なか里」があり、なか里の豆腐と」豆乳が、蕎麦メニューにもついてきます。
蕎麦といったら日本酒な私ですが、日立市の地酒はメニューにございません・・・なんということでしょう泣。
日立駅を経由してお越しの方は、
日立駅隣接の「日立駅情報交流ぷらざ(ぷらっとひたち)」
https://www.kankou-hitachi.jp/spot.php?mode=detail&genre=3&code=91
お車でお越しの方で時間に余裕のある方は、
十王物産センター「鵜喜鵜喜(うきうき)」
https://www.net1.jway.ne.jp/ukiuki-juo/
で、ぜひ茨城地酒・日立地酒もお土産におすすめしたいひとつです。
そば処 入四間へのアクセス
●電車・タクシーでお越しの方
日立駅中央口からタクシーで約20分。
●お車でお越しの方
常磐自動車道 日立中央インターチェンジより、約15分。
東京駅八重洲口からは、約2時間10分です。
そば処 入四間から御岩神社社務所までは、徒歩約5分です。
周辺にはお食事処が他に一箇所しかないことや、そば処 入四間が手打蕎麦であることかあら、週末は混雑することが多々あります。
そば処 入四間で食事をされたい方は、お昼の時間を前後ずらして訪ねることをおすすめします。
それでは!
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・御岩山への登山して感じたこと&御岩神社までのアクセスをご紹介!
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そば処 入四間
そばどころ いりしけん
Soba restaurant IRISHIKEN
住所:〒311-0402 茨城県日立市入四間町817-1
TEL:0294-33-6170
FAX:0294-33-6171
営業時間:11:00-15:00(L.O 14:30)
定休日:火曜日
駐車場:13台
URL:JA常陸 直売所・店舗
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