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株式会社西岡本店の歴史と桜川市真壁町

西岡本店は、茨城県の県西地区に位置した桜川市(さくらがわし / Sakuragawa city)の南側にあります。

桜川市は、筑西市、つくば市、石岡市、笠間市、栃木県真岡市、栃木県茂木市、栃木県芳賀郡益子町に隣接しています。

2005年に、西茨城郡岩瀬町、真壁郡真壁町・大和村が新設合併として桜川市が誕生。

市内から霞ヶ浦へ注ぐ河川「桜川」が市名の由来となりました。

比較的温暖な気候にあり、北部は商業地帯、東部は安産子育て祈願で有名な「雨引観音」があり、西岡本店のある桜川市の南部には、筑波山があります。

筑波山の北麓に位置する西岡本店は、旧真壁郡真壁町。

“真”の”壁” という地名だけあり、酒蔵やその周辺には、伝統的な白壁商家の古い町並みが残る町。

茨城県下最大の100以上もの国指定登録有形文化財数を誇る町であり、西岡本店の建物(店舗・脇蔵・米蔵)も2001年に登録されました。

酒造や醤油等の醸造業や鋳物生産が盛んであった江戸時代の桜川市。

江戸時代中期の1782年(天明2年)に現在の茨城県桜川市真壁町(旧常陸国真壁郷)にて近江出身の初代・西岡半右衞門(にしおか はんうえもん / Han-uemon Nishioka)氏によって酒屋質蔵「近江屋」として創業します。

西岡半右衞門氏は近江の中でも滋賀県蒲生郡日野町の出身の「近江日野商人」で、その名を襲名する形で代々、西岡半右衞門を名乗ってきました。

1951年(昭和26年)、現在の社名である「株式会社 西岡本店」へ商号変更。

2010年(平成22年)、8代目当主・西岡勇一郎氏が代表取締役に就任し、現在に至ります。

 

西岡本店の日本酒シリーズ等のご紹介

西岡本店の主要銘柄

【花の井】(はなのい / HANANOI)は、

蔵の敷地内にある井戸のたもとにあった桜の木が、毎春に見事な花を咲かせていたことに由来します。

その様子から、「桜の『花の井』戸・・・花の井」と名付けられました。

関東の名峰・筑波山のお膝元に、初代・西岡半右門氏が酒蔵を創業した理由は主に2つ。

①筑波山周辺では昔から良質な米が採れること
②御影石の名で知られる花崗岩地帯を浸透して湧き出る清らかな伏流水が使用できること

良質な米と水は、酒造りの命ともいうべきもの。

桜川市産の米・水・酵母にこだわり、醸し出した純米酒は、フランスの日本酒コンクール「サロン・デュ・サケ2017」で最高位のプラチナ賞を受賞。

2020年現在、西岡本店の日本酒は、全量純米酒での製造を行っています。

「酒は純米、燗ならなお良し」をキーワードに、末永く愛される食中酒の製造を目指しています。

 

西岡本店の商品ラインナップはこちら!(2020年8月現在)

<日本酒>

【花の井】大吟醸 1.8L / 720ml
【花の井】純米大吟醸 5年古酒 720ml
【花の井】純米吟醸原酒 1.8L / 720ml
【花の井】特別純米酒 桜川 1.8L / 720ml
【花の井】純米酒 1.8L / 720ml

【花の井】純米大吟醸酒 月ラベル 1.8L / 720ml
【花の井】特別純米酒 ひたち錦使用 おいらんラベル 1.8L / 720ml
【花の井】古代米のお酒〜アヒル農法米使用〜 1.8L / 720ml
【花の井】古代米のお酒〜アヒル農法米使用〜 甘口8% 720ml
【花の井】特別純米酒 神酒ノ尊 皇子ラベル 720ml「バンダイナムコエンターテインメント」コラボ商品

【明笑輝】純米大吟醸原酒 真壁高校産 山田錦使用 720ml「真壁高校」コラボ商品
【明笑輝】純米吟醸原酒 真壁高校産 こしひかり使用 720ml「真壁高校」コラボ商品

 

 

<日本酒 熟成酒シリーズ>

【花の井】純米大吟醸酒 うさぎラベル 1.8L / 720ml「鳥獣戯画ラベルシリーズ」
【花の井】純米吟醸酒 蛙ラベル 1.8L / 720ml「鳥獣戯画ラベルシリーズ」
【花の井】特別純米酒 泥棒猫ラベル 1.8L / 720ml「鳥獣戯画ラベルシリーズ」

【ココロヅケ】純米吟醸 1年熟成 720ml「カモス真壁 プロジェクト」
【ココロヅケ】純米吟醸 2年熟成 720ml「カモス真壁 プロジェクト」

 

<日本酒 季節商品・セット商品>

【2020年新酒】しぼりたて生原酒 720ml
【花の井】疫病退散!純米酒 アマビエラベル 1.8L / 720ml / 300ml
【花の井】夏の純米吟醸生酒 すずかぜ 720ml
【花の井】夏の飲み比べ3本セット 300ml×3本
【花の井】鳥獣戯画ラベル 熟成酒飲み比べ3本セット 300ml×3本

 

<焼酎>

【花の井】本格米焼酎  720ml
【花の井】本格麦焼酎  720ml
【花の井】本格そば焼酎 720ml

<梅酒・その他>

【花の井】蔵元梅酒 720ml / 500ml
【食べるあまざけ】180ml(単品、12本入、30本入)
【花の井】アルコール除菌 300ml(単品、10本入、20本入)

 

西岡本店が真壁高校と取り組む産学連携コラボ酒「明笑輝」


©︎西岡本店

2011年(平成23年)の田植えを皮切りに始まった、地元「茨城県立真壁高等学校 農業科」(以下、真壁高校)と西岡本店が産学連携で取り組む日本酒造りプロジェクト。

過疎化が進んでいた町への明るい未来を望む思いで西岡勇一郎社長が考案し、真壁高校へ提案、2010年より企画されたものでした。

そんな真壁に明かりを灯そうと、コラボ酒の銘柄『明笑輝』(めいしょうき)は、“明るく笑いの絶えない輝ける町を目指して・・・”というメッセージが込められています。

『明笑輝』の銘柄の考案は、真壁高校の生徒によるものです。

折しも、2011年3月に発生した東日本大震災により、歴史ある街並が有名な真壁を襲い、瓦屋根が落ちたり、壁が崩れるなどの大打撃を受けました。

『明笑輝』への想いは、“震災に負けず明るく笑って輝こう” という気持ちも重なりました。

真壁高校が所有する実習田で、生徒たちが栽培したコシヒカリを使い、酒造りの仕込みに生徒たちも参加します。

使用する酵母は、桜川市磯部の山桜から採取した「桜酵母」。

最初の3年はコシヒカリのみで酒造りを行なっていましたが、4年前より酒米の最高峰である山田錦の栽培も開始し、今ではコシヒカリと山田錦の2本立てで酒づくりを行っています。 

プロジェクト開始2年目には、グッドデザイン賞 “GOOD DESIGN AWARD” も受賞したこの取り組み。

農家の後継者達が減少している中で、酒づくりを通して「米作り」への魅力を感じてもらい、米を食用米として売るだけでなく、加工用の米として付加価値を付けて販売することで商売としても魅力を感じてもらうのが狙いです。

と語る8代目の西岡社長。

 

米を米としてのみ販売すれば、このまま日本の稲作農家は廃れていく未来。

加工品への可能性を少しでも見いだし、若い人材の就農意欲を向上させることは、地方の衰退を食い止める効果に発展するはず。

伝統産業を通して地元への魅力の再発見にも繋がってくれたら嬉しいですよね。

 

『明笑輝』の企画には、行政は一切関わっておらず、実現するまでにはいくらかハードルがあったそうですが、西岡社長と真壁高校で、試行錯誤しながら乗り越えて実現できたものです。

西岡社長、そして高校生達の思いのこもった良質の米で造られたお酒『明笑輝』、 飲んでみたい方は、西岡本店内の直売所や、蔵元直営オンラインストアで購入できますのでぜひ御賞味ください♪

次回のブログは、西岡本店さんへのサケメグリ・酒蔵見学レポをお送りしたいと思います。

お楽しみに〜♪

 

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株式会社 西岡本店
かぶしきがいしゃ にしおかほんてん
Nishioka Honten Inc.
代表取締役:西岡 勇一郎
創業:1782年(天明2年)
住所:〒300-4411 茨城県桜川市真壁町田6-1
TEL:0296-55-1171
FAX:0296-54-1310
Web:http://hananoi.jp/
蔵見学:http://hananoi.jp/the-tour(事前予約制)
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