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東海村の神社とお寺へ

古式床しい裃姿の歳男、歳女の皆さんが護摩祈願の後、無病息災・攘災招福を祈願し、本尊虚空蔵菩薩の御宝前で豆まきを行う節分会「節分会追儺式(せつぶんえついなしき)」の豆まきに参加してきました!

村松山虚空蔵堂の節分会追儺式は、11:00と15:00の二部構成になっています。

私は、11:00の会に参加してきました!

茨城県のお伊勢さん「村松大神宮」へ

国道245号沿いの駐車場に車を駐車し、村松山虚空蔵堂へ歩くこと5分。

直線道路の突き当たりを左に折れると、正面に村松山虚空蔵堂の入口、右に村松大神宮の鳥居が見えてきます。

受付まで少し時間があったので、最初はお隣の村松大神宮へお参りにいきました。

和銅元年(西暦708年)創建のお宮で、茨城県内で最も尊いお宮様と称されている村松大神宮。

村松大神宮は、「皇大神宮(伊勢神宮内宮)」のより直接「御分霊」を賜り奉齋する由緒あるお宮で、伊勢神宮の「内宮」と同じ「天照皇大神」「天手力男神」「萬幡豊秋津姫神」の三柱の神様を御祭神としています。

鎌倉時代には、源頼義・義家親子が奥州征伐の際に、戦勝を祈願し社殿を造営・神領の寄進があった宮でもあるそうです。

本殿を目の前にとても急な参道が現れます。

この参道は「出世参道」と称されているようで、一歩一歩噛み締めながら(実際は息を切らしながら笑)歩いて渡りました。

村松大神宮へは茨城県北地域の酒蔵さんの日本酒を納入されているそうですが、酒蔵さんがお酒を運ぶ際、台車に積んだお酒をこの参道から運ぶようです!

助走して駆けのぼらないと大変!

本殿の脇には、安産祈願・子孫繁栄・健康成長を祈願する「なで犬」が干支ごとに鎮座しております。

優しくなでなでして本殿で祈願をした後、村松山虚空蔵堂へ。

裃へ着替えていざ出陣!

まずは、入口の仁王門をくぐる前に一礼をし、気持ちを引き締めてから境内に入ります。

仁王門の手前の掲示板には、豆まきをする皆様の名前が掲示されています。

私の名前もあったー!嬉しいですね♪

次に、手水舎(ちょうずしゃ:CHOH-ZU-SHA)の水で心身を清めます。このことを「手水をとる」といいます。

▶︎手水舎 手水をとる作法

  • 右手で柄杓(HISHAKU)を持ち、水を汲んで左手にかけ左手を清めます。
  • 次に柄杓を左手に持ち替えて、同じように右手を清めます。
  • 再び柄杓を右手に持ち、左の手のひらに水を受けて口をすすぎます。
  • 口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手に流します。
  • 最後に水の入った柄杓を立て、柄に水を流してから伏せて置きます。

仁王門をくぐると、結界が張られた参道が広がります。

参道を通ってご仏前へ進んで歩き、賽銭箱の前に立ったら一礼。

仏さまに捧げる真心のしるしとして、賽銭箱にお賽銭を入れます。 

お寺なので、拍手はせずに、胸の前で合掌して心を込めて祈り、一礼。

常陸太田市・岡部合名会社「松盛」の菰樽(こもだる:KOMODARU)を発見!

以前は東北の酒蔵とのお付き合いがあったそうですが、東日本大震災で蔵が再建できなくなり、2012年から岡部合名会社さんへお願いすることになったそうです。

着替えは、2階の支度部屋にて。

今回、私を豆まきに誘ってくれた菅野さんに裃(KAMISHIMO)の着付けをしていただきました!

菅野さんとの出会いは、私のアフターファイブ活動から!
(津軽三味線の拓美くんの時と一緒!本業よりアフターファイブ活動での出会い多い私♪)

先祖代々、村松山虚空蔵堂へ仕えるお家柄で、東海村を離れた今もご自宅から通っているそうです。

女性は参加する人が少ないようで、バリッバリ固めの裃。

肩に張りがあって、身も心も引き締まります。

着付けていただいた後は、仁王門の前に集合。名前を呼ばれた順に並びます。

11時になると、節分会追儺式開始をお知らせする花火があがります。

参拝に訪れた方々に迎えられながら、本堂へ入っていきます。

本堂で節分厄除の後、本堂内で豆まき!

そして、本堂の外へ出て豆をまく!

本堂の周りを囲んで、皆さんで一斉に豆まきをするのかと思いきや、本堂内で豆まきが終わった人から流れ作業で豆まきでした。

村松山虚空蔵堂の節分会追儺式といえば、ミカンまき!

その後、お坊さん方々による、ミカンまき!

村松山虚空蔵堂の節分会追儺式といえば、このミカンまきです。

ミカンにはクジが入っているものがあり、豪華福品が当たります。

今年の福品は・・・

  • 任天堂switch
  • BALMUDA 電気ケトル
  • 千疋屋 ギフトセット
  • お米  等々、他多数。

ミカンのお尻に穴が開けられた場所へ丸められたクジが入っており、セロハンテープで留められております。

面白い!

お坊さんたちが、ほぼ無表情でまきまくります!

私のSAKE MEGURI のFacebook投稿ページを観てくださったカントリーミュージックバンド「万丈童子」の鈴木勝利さんが奥様と一緒に駆けつけてくださいました。

記念に一緒に写真撮影♪

井坂酒造店の200周年記念式典以来です。

再会できて嬉しい^^

豆まきが終了すると、信徒会館1階に御膳が用意されており、移動して祝宴♪

信徒会館の入口にお札が用意されているので、いただいたお礼の品とともに封筒に入れて持ち帰ります。

この後は、Toshitakaさん、薫ちゃんと茨城県北の酒蔵2件をめぐり、新酒を調達!

蔵元にドッキリしかける・・・大成功!
(なんのドッキリかは、仕掛けられた蔵元を探して聞いてみてください♪)

海外に皆さんにも試していただきたい行事の一つです^^

あっという間の1日でした!

友人の中村年孝さんが編集してくれた映像はこちら!

 

♦︎関連記事♦︎ 前編はこちら↓
・村松山虚空蔵堂の節分会追儺式にて豆をまきます!

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