「とり一」とは

茨城県水戸市・泉町仲通り商店街で57年続く老舗居酒屋「とり一（とりいち）」さん。

泉町（いずみちょう）は、水戸市のど真ん中にあり、常陽銀行、筑波銀行、三菱UFJ銀行などの金融機関の支店や、京成百貨店、ドメーヌ水戸、東進衛星予備校、蒲焼割烹ぬりや、鰻亭などエンゲル係数がつい高くなってしまうような店舗が立ち並ぶエリアです。

その華やかな泉町の大通り沿いを一本北へ入ると、昭和の雰囲気が漂う泉町仲通り商店街があります。

1964年にスタートした泉町仲通り商店街の燈が灯るタイミングで、とり一も開店しました。

お兄さんからお店を継いだ現在の2代目店主（通称：お父さん）と店主の奥様、そしてカウンターに立つ男性の3人でお店を切り盛りしています。

私は、昨年12月に伺いました。

おすすめは、

• “とり白レバー串”
• 注文を受けてから蒸しあげる“とりシューマイ”
• 48時間35分煮込んだ“もつ煮”

この寒い時期、もちろん合わせる日本酒は、吉久保酒造の【一品】を熱燗でいただきます。

そしていまは無き【三ツ扇】さんのロゴのおちょこが！

【三ツ扇】（みつおうぎ / MITSUOUGI）の合資会社瀧田酒造店さんは、水戸市大工町2丁目にありました。

飲むほどに心もひらく三ツ扇

を理念に掲げ、1864年（文久4年）に創業。

三ツ扇の由来は、風流人であった初代が寄り合いの席に呼んだ芸妓に「三ツ扇」という名前の売れっ妓がおり、「扇は末広がりといって縁起が良いのに、それが三つとは誠にめでたい」とその名を銘柄にしたといいます。

お祝い事の席にはいつも飲み交わされた三ツ扇。芸妓さんから命名したところが、さすが大工町らしいですね。

蔵の場所は、大工町郵便局の隣にありましたが、現在はコインパーキングになっています。

さて、昭和感漂うとり一の店内には、著名人が訪れた写真が飾られています。

「昔は、小錦や水戸泉がきてくれたんだ〜」とお父さん。

キリンビールのポスターの裏にもなにやら秘密の懐かしいポスターもあるみたい。

カウンター7席、1階桟敷席4席。
2階座敷（貸切可・禁煙）もありますが、コロナ禍は、入店を制限しています。

訪れる方は、お電話で予約可能かどうか聞いてみてくださいね。

相変わらず話に夢中で食べた後の写真しか残っておらず、すみませんm(_ _)m

お料理は、とり一さんへ訪れたときの楽しみに、メニューをご紹介いたします。

「とり一」お献立

◎お酒
日本酒（1合）　420円
日本酒（生酒・300ml）900円
日本酒（ボトル）　2,500円
焼酎（ボトル）　2,500円
生ビール（中）　550円
瓶ビール（中）　650円

◎前菜
とろろ豆腐　550円
冷奴　400円
月見納豆　400円
なめこ豆腐　650円
月見とろろ　500円
納豆とろろ　500円
納豆たたき　750円
なめこおろし　550円

◎名物
とりシューマイ　450円
とりわさ　700円
もつ煮　450円
もつ炒め　780円
とりもつ南蛮漬　450円
鳥さしみ　950円
若鳥唐揚　750円
立田揚　650円
やきとり　160円
若鳥手羽焼　250円
つくね　180円
豚くし　250円
牛くし　750円
牛タン　750円
ヘルシーラム串焼　250円

お新香　450円
お茶漬　450円
おにぎり　200円
味噌汁　200円

野菜焼（各種）　700円より
旬の焼魚（各種）　800円より
旬の刺身（各種）　900円より

◎不定期
とり白レバー串　180円
桜肉ユッケ　700円
ゲソ焼き　450円
いか一夜干し　750円
鳥・ニンニク串　200円
とり麹焼　450円
手羽ぎょうざ（2個）　570円
牛・豚・ラム串セット　1,100円

◎季節もの（不定期）
えび塩焼
ほっけ焼
さば塩焼
ぶりかま焼
はっかく一夜干し
刺身（鯛、まぐろ、かつお等）
刺身盛り合わせ
あん肝
ふぐたたき
馬さし
手作りしおから

◎季節もの（おでん）
牛すじ
豆腐
大根
厚揚げ
たまご
つみれ
こんにゃく
ちくわ
はんぺん
糸こんにゃく
さつまあげ　など

◎鍋もの
鴨鍋
牡蠣鍋
ちり鍋
寄せ鍋　など

*2020年12月のメニュー表です。
*2021年5月現在、消費税は献立×10%外税です。

日本酒は、地元である茨城県水戸市・吉久保酒造株式会社の銘柄【一品】（いっぴん）と、福島県会津地方磐梯町・榮川酒造株式会社の【榮川】（えいせん）推し。

チビチビとおつまみ突きながらの一杯、オススメです。

「とり一」までのアクセス

最寄駅・JR常磐線 水戸駅からの道のりです。

●タクシー利用の場合
水戸駅北口タクシー乗り場より、約8分。

●バス利用の場合
水戸駅北口バス乗り場より「泉町三丁目」下車して徒歩約2分。バス乗車からとり一到着まで約11分。

●自動車利用の場合
水戸駅北口より、約8分。周辺は一方通行の通りになりますので、水戸駅北口を出て50号沿いに進み、泉町1丁目の交差点を右折後に現れるT字路を左折します。

近隣のコインパーキングは、泉町仲通りの入口看板「一品」を正面にして、左側に茨城トヨタ自動車 水戸泉町店とすると、右側に「ファーストパーク 水戸泉町第3」駐車場がありますので、最も近くて便利です。

地図URLクリック→「ファーストパーク 水戸泉町第3」
【営】 全日 24時間
【休】 無休
【Ｐ】 19台
【￥】 AM8:00-PM24:00 30分/100円、PM24:00-AM8:00 60分/100円、最大料金入庫後12時間毎500円

●徒歩の場合
水戸駅北口より、約25分。

往復、タクシーでの来訪をオススメします！

さて、相変わらず、食べることや飲むこと、話すことに夢中で、お食事の写真をひとつも撮影しておらず、すみませんm(_ _)m

現在、夜にドンチャン騒いで飲みニケーションできる雰囲気でもないですが、世が明けたら、こっそり、しっぽりと訪れたい、そんなお父さんとお母さんのいらっしゃるぬくもりのある老舗居酒屋さんでした♪

それでは、また。

♦︎関連記事♦︎
・【県央酒蔵見学】吉久保酒造株式会社へサケメグリにいってきました！③-麹・テイスティング編-

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とり一
とりいち
住所：〒310-0026 茨城県水戸市泉町3-3-6
TEL：029-231-5678
営業時間：17:00〜23:00
定休日：日曜日、連休中の祝日
お席：カウンター7席、1階桟敷席4席、
2階座敷有り（貸切可・禁煙）
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